真珠の宝石言葉は『純粋・健康・長寿・富』。 母貝で異物から身を守り、内側で宝石を成すことから安産祈願のお守りにされることも。 古くから人々の心を掴んできた真珠は、『月のしずく』・『人魚の涙』 とも呼ばれています。 「人魚が恋人を想って流した涙が、波にはじけて宝石となった」という伝説によるもの。
この涙のイメージから故人への敬意を表すことにつながり、お悔やみのシーンで着けられるフォーマルジュエリーとして用いられるようになったといわれています。
また、船乗りや漁師など、海難事故に遭わないようにするお守りとして贈られた、というエピソードも。
このように、真珠は古くからジュエリー(宝飾品)としてだけではなく、 「お守り」「パワーストーン」としても人々に親しまれ、大切な人への思いや願いを込めて用いられてきた宝石であることがわかります。