NFTでお届けする「ねじねじドーナツ部長」の日常です。
5月19日
昨日のこと。「結晶となった文鳥は、どこへ行ったのか?」帰宅した部長が家族にそのことを尋ねられても、答えることはありませんでした。部長の家族がそのことを知るのは、もっとずっと後のこと。思い返せば、生物が結晶化した最初の事例であったことは、まだ世界は知るよしもありません。
この日の部長は、「SORA」という日本発のアパレルブランドに身を包み、街へと出かけています。生地の上を、リアルタイムで雲が流れていく様子は、まさに空そのもの。日本各地の空が商品化されており、部長が身につけているのは古都の空を表した「KYOTO」というタイプです。街を歩いていると、通行人に風船ガムを配っている人を見かけました。きっと何かのキャンペーンなのでしょう。最後に風船ガムを食べたは、いつだったのか…思い出すことはできませんが、風船ガムの膨らませ方を覚えていたことに、部長は少し感動しました。ピンクの風船ガムを膨らませながら、文鳥が飛んでいったのと同じ方角の空を見上げる部長なのでした。
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May 20
Yesterday. 'Where did the crystallized buntings go?' When he returned home and his family asked him about it, he never answered. His family would not learn about it until much later. Looking back, the world still...