ホンブルグハット
別名:ソフトホンブルグ、ソフトハット
ホンブルグハットは、トップハット(シルクハット)に次いでドレッシーとされ、男性用の正礼装に用いることができる帽子種類です。
このホンブルグハットを一躍有名にしたのがイギリスのエドワード7世でした。 皇太子時代のエドワード7世が、保養のために訪れたドイツ西部の温泉地・ホンブルグで流行っていたこの帽子を自国に持ち帰り、それをきっかけにして上流階級の人々の間で流行するようになったと言われています。
以後欧米を中心に第二次世界大戦頃まで流行し、一般のビジネスマンに至るまで広く愛用されました。ノーベル文学賞作家としても知られるイギリスの首相ウィンストン・チャーチルもホンブルグハットの愛用者の一人で、実際に着用している写真が残されています。