#蒼碧の海竜
太古の海洋を支配した大国ミーアの海竜。
深海から現れたその竜は、大空を高く舞うとともに大海原を自在に泳ぐことが出来た。
蒼く輝く眼、身体に刻まれた海の記憶である鰓、高温の蒼い炎。
その体躯こそ小さかったが、当時世界に存在した3体の竜の中で最も美しく、そして最も「凶暴」な存在として人々に恐れられていた。
海中に潜ったかと思えば、突如海面を突き破り出現するミーアの海竜は、他国からすれば「神出鬼没の恐怖」そのものであった。
だが、この竜はある日を境に忽然と姿を消してしまう。
慮外の海竜の消失に、人々は深海に還ったのではないかとの憶測を巡らせるばかりであった。
この出来事こそが、その後に訪れる大戦の火種となるとは知らずに……。
#Azure Sea Dragon
The sea dragon of Mia, a great nation that ruled the ancient oceans.
The dragon emerged from the deep sea and was able to soar high in the sky and swim freely in the ocean.
It had shining blue eyes, gills that were the memory of the sea engraved on its body, and a blue flame with high temperature.
Although its body w...