Bear girl "Olivia" at the library

好奇心旺盛なオリビアは森の外の世界のことを知りたくて図書館に来ました。 「人間の考えることって難しいなぁ…どの本も私にはさっぱり理解できないや。文字はさっぱり読めないし、描かれている絵を見てるのは楽しいけど…やっぱり私はお花を眺めている方がいいや。」 好奇心旺盛なオリビアはおっとりした性格で、いろんなことに興味を持ちますが、あまり難しいことは苦手です。しかし身近なものを楽しむことが得意なので毎日のんびりと楽しく過ごしています。 この絵をかいた背景は、作者自身が読書が好きで本を描きたいと思ったからです。人間が積み上げてきた膨大な知識や知恵を私たちは本やインターネットで簡単に手に入れることができます。何に興味を持ち、そして何を知って、何をするかは私たち次第だと感じています。 また田舎暮らしを始めて、日常の中に草花の変化や虫や鳥の声を感じるようになりました。日々の些細なことを楽しめるようになったのは、暮らし方を変えたことで得られた大きな変化でした。これをオリビアの性格に反映して、日常の小さなことから喜びや楽しみを見つけられると楽しいということを伝えたいなと思いました。