【名前】虚太郎(こたろう)
【設定】
時は戦国。
山間の奥深く、ひとつの村がありました。
村の土地は肥天とは言い難く、作物が育ちません。
森に囲まれた盆地は隠れ里のような場所に位置しており、街道から逸れているため商いも難しく。
村は、とかく不便で貧しいところでした。
そこで村人たちが生きるために選んだ方法は、人を売ること。一芸に秀でた者はその身と技術を。芸の無い者は労働力を。一時の出稼ぎのこともあれば、生涯全てを売りに出す者もおりました。
その報酬で、村は存続していました。報酬はときに金銭、ときに食物、ときに技術や情報。その他、村にとって有益となるならば何でも良かったとされています。
ある日、近隣を収める殿様が、この村から人間をひとり買うと言いました。
報酬として殿様が村に提示した条件は、村の庇護。つまり、「村を戦に巻き込まない」ことでした。
戦国の世にとって、戦は常。
戦のせいで畑が焼かれ、人が減り、疫病が蔓延するというのが当たり前の世界で「安定の保証」は、村にとっては願ってもない話。
こうして、ひとりの男が殿様のために差し出されました。
その男の名は、虚太郎。
二度と生まれ故郷へ戻ることはなく、生涯を殿様に捧げる覚悟を持って村を出たのです。
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