Pen.

ペン画には「不完全さ」という魅力があります。何故ならば、ペン画は一度線を描いたら消しゴムで消せないため、美しい絵でも間違いや手戻りがあることがあります。しかし、その「不完全さ」がペン画の個性として見る人に強烈に残り、それがより良い作品になることもあります。 ペン画が魅力的なのは、筆者が一か所でも線を外し、その後の線が全てオリジナルと毎度異なるため、そこに作品の魂が込められます。しかも、ペン画は濃淡や線の太さ等、描き方１つひとつで表現力が変化するため、筆者は無限の可能性を秘めた表現方法だと言えます。 そこにある「不完全さ」は、ペン画の魅力の１つであり、鑑賞する人に想像力を使わせる素晴らしい作品を生み出します。だからこそペン画は、緻密で正確な芸術表現に数多くある中でも、特に迫力に溢れた作品を生み出す素晴らしい手段なのです。 Pen drawings have the charm of “imperfection”. This is because once a line is drawn in pen, it cannot be erased with an eraser, so even a beautiful drawing may contain mistakes or rework. However, that "imperfection" remains strongly in the viewer as the uniqueness of the pen drawing, and sometimes it becomes a better work. What...View all